41話
- 風邪をひいたナビエ
- クイーンがこれなくなると聞いたのに、もしかして来るかもしれないから、と部屋の窓を開けようとする
- ナビエの兄、コシャール卿が間もなく首都に到着すると侍女から聞く
- 数日間はソビエシュの「第一子」誕生記念パーティーの準備のために駆け回っていた
- 疲れを感じてベンチに腰かけていると、視察から帰ったソビエシュが大丈夫なのかと心配する
- すぐに席を立ち、通常の顔に戻るナビエ
- パーティーが気に入らないのかと聞かれ、嫌に決まっていると返す
- ソビエシュは皇后との間に子が生まれなかったらラスタの子が皇族として認められるかもしれないと言う
- 幼い頃の無邪気に笑うナビエを回想するソビエシュ
- ナビエが子供になにかしでかすのではないかと心配だと秘書にこぼす
- 秘書は皇后陛下よりコシャール卿のほうが気がかりだと返し、ソビエシュはコシャール卿が帰ってくることを知り頭を悩ます
- 首都で妹のお土産を買いこむコシャール卿
- 街で側室が妊娠したという噂を聞き目の色が変わる
42話
- 帰国することをナビエに告げるカフメン大公
- 皇帝が望まないので国交の話は他国にもっていくことにするという
- 火大陸に一緒に行こうというカフメン大公の誘いを断る
- 皇后の座が自分の人生だと言うナビエに、皇帝から離婚を突き付けられたらどうするのかと懸念を伝える
- 別れの抱擁をしてカフメン大公は部屋を出ていく
- コシャール卿がナビエのもとを訪れる
- お土産の帽子を試着している間に、コシャールがナビエの日程表にあるラスタの妊娠祝賀パーティーの予定を見てしまう
43話
- コシャールは、ナビエが祝賀パーティーを取り仕切らなければならないことに怒って部屋を出ていく
- ひん死の兄から身を固めるよう言われるハインリ
- ナビエはウォートン3世が亡くなったと聞き、ハインリのことを思っていると青い鳥が手紙を運んでくる
- 慰めの手紙を返す
- 皇宮内でロテシュ子爵とすれ違い、ラスタが脅迫されているのではないかと考える
- 大金を渡したにも関わらず再びロテシュ子爵が金を要求してくる
44話
- ラスタは、ロテシュ子爵が自分の息子アレンと娘ルベティを屋敷に住まわせていると聞き衝撃を受ける
- 秘密が漏れることを危惧するラスタに比べて、ロテシュ子爵は楽観視している
- 初めて自分の息子がアンと名付けられていることを知るラスタ
- かつて生んだ子のせいでと思いかけ、罪悪感に苛まれて涙をこぼす
- 自分も早く授かりたいと思いながら、今の状況では難しいと感じるナビエ
- 兄の葬式と自分の戴冠式の準備で忙しいハインリ
- 王妃を決めないといけないと思っても、思い浮かぶのはナビエのことばかり
- 東大帝国に使いに出ていたマッケナが帰ってきて、国内の令嬢たちにも目を向けろと小言を言う
- 妊娠祝賀パーティーでナビエが会場に足を踏み入れるが、人々は皇后ではなくラスタを見ていた
- ナビエはラスタに祝いの品を渡す
45話
- 祝いの品に宝剣を渡したナビエ
- 喜んだラスタにお腹の子に祝いの言葉をかけてほしいと言われ、断る
- ナビエの態度を咎め、ラスタに寄り添うソビエシュ
- ラスタの内心 偉そうな貴族を見返してやった!子供がいれば陛下が心変わりしても贅沢な生活ができる!
- 会場の人々の中にアレンの姿を見つけて青ざめる
- エルギ公爵に皇后からの贈り物を見せると、それを無駄飯食いとして生きろ、という意味だと教えられる
- 落ち込むラスタに気付いたソビエシュが、秘書からエルギ公爵の言葉を耳打ちされる
- 本当に傷つきやすいとため息をついたソビエシュも、皇子や皇女がいじめられるかも、とラスタに言われると顔色が変わる
- 部屋に戻ろうと促すソビエシュに逃げたくないと返すと、ソビエシュはラスタを睨んで身をひるがえし、ラスタは慌ててついていく
46話
- ラスタと談笑していたエルギ公爵がナビエに向かってにやりと笑う
- ナビエが生ぬるい笑みを返すと、逆に気まずそうな顔になる
- ナビエの頭の中にあるのは、なにを企んでいるのかということだった
- ソビエシュと部屋に戻ると、生まれる子が皇族にならないことを聞かされるラスタ
- 納得できず決まりを変えるよう訴えるラスタに、大神殿で明文化された法律だと厳しく教える
- 皇后に子ができなければラスタの子を養子に迎えることになり、皇族になれると言う
- 一方、屋敷に戻ったアレンは父であるロテシュ子爵に側室がラスタだと知っていたのかと迫る
- ロテシュ子爵宛の祝賀パーティーの招待状を勝手に使ったのだった
- アンのことを教えてあげたほうが、と言うアレンに、自分がなんとかするから口を挟むなと命じる
- ナビエがコシャール卿、パルアン侯爵と三人で散歩していると、ラスタの姿を見つける
- ナビエに向かって面と向かってケンカを売るラスタ
- 威嚇するコシャールに驚いたラスタはうずくまり、腹痛を訴える
47話
- 使用人が駆け付けているのを見て、大丈夫だと判断してその場を離れる
- ソビエシュはラスタを見舞い、心配しながら言葉に気をつけるよう注意する
- ラスタは反発し皇后を非難するが、ソビエシュはその言葉を信じない
- ラスタは悔しさに唇を噛む
- 皇帝から見捨てられたらどうなるか考えを巡らせ、自分の身を守るためにコシャールに突き飛ばされたと嘘をつく
- ソビエシュはコシャール卿の皇宮への立ち入りを禁止するようカルル侯爵に伝える
- コシャール卿がラスタを突き飛ばしたという話を、ラスタが言うには、とソビエシュが言うのを聞き、ラスタを完全に信用しているわけではないと感じるカルル侯爵
- ナビエは怒る兄をなだめながら、トゥアニア公爵夫人を陥れたのがラスタであることを教え注意を促す
- コシャール卿はパルアン卿と酒を飲みながら、先手を打つための策を練る
- ハインリは次々とお見合いをする
- 廊下を歩きながらマッケナに新しく騎士の爵位を作ろうと考えていることを話す
48話
- お見合い相手のマレーニを体よく追い払う
- マッケナはもしナビエが王妃となるなら戦争は避けられない、もちろんいつかは戦争をすることになるだろうが、国民は歓迎しないと言う
- ナビエに手紙を運ぶマッケナ
- ナビエが王妃になってくれたら、と綴られた手紙をナビエと一緒に読みながら、怒りで震える
- ラスタの食事に中絶薬が盛られる事件が発生する
- ソビエシュはなにも言わず、食事を共にする日もナビエを東宮から締め出した
- ソビエシュは中絶薬を購入したのがパルアン侯爵で、コシャール卿が絡んでいると断定していた
- カルル侯爵は、食事の途中で席を立ち外を見るソビエシュに、気にかかるなら今からでも通したらどうかと進言する
- ナビエは部屋の前で待つようなことはしないと予想したソビエシュ
- 予想に反して部屋の前で待っていたナビエは、出てきたソビエシュからコシャール卿が犯人だと思っていないなら自分で調査してみるといいと伝える
49話
- ソビエシュは犯人捜しをしていない様子
- なぜソビエシュがラスタの食事に薬が盛られていることに気付いたのか疑問に思うナビエ
- パルアン侯爵を問い詰め、兄の指示であることを確信したナビエ
- 西王国の使者からハインリ1世の戴冠式の案内を受ける
- ソビエシュは、皇后は出席できないのでリルテアン大公を送ると回答
- マッケナが、ハインリがナビエの出席を期待する手紙を持って来て、ナビエは出席できないと返す
- ソビエシュの部屋を訪れたナビエは中絶薬のことを謝罪しようとするが、ソビエシュがそれを制止する
- 眠るラスタのお腹に耳を当てるソビエシュ
- 目を覚ましたラスタは、名前は伏せたものの犯人に心当たりがあると言い、この子を絶対に守ってくれるように頼む
50話
- 東大帝国で魔法使い飢饉現象が起きているという報告書を読み、したり顔のハインリ
- 戻ってきたマッケナからナビエが戴冠式に出られないという手紙を受け取り落ち込む
- 中絶薬が盛られた事件が起こったと聞き、ナビエがソビエシュに責められていないか心配する
- すぐにエルギ公爵に手紙を書き、マッケナに届けさせる
- ソビエシュがラスタの気分転換のためにパーティーを開催する
- ロテシュ子爵の娘ルベティを紹介され青ざめるも、すぐに表情を取り繕い初対面の振りをする
- 会場を抜け出したラスタを、アレンが子供のことを伝えようと待ち伏せしている
- 脅す気かと警戒するが、アレンは昔のことを謝罪する
- ラスタはアレンに上から目線で言い返し、それができたことに興奮する
- エルギ公爵が青い鳥から手紙を受け取っている姿を見たラスタは、よくない知らせなのか聞くが、見て見ぬふりをするよう言われる
- エルギ公爵に中絶薬のことを相談すると、皇后になればいいと助言される