婚活開始前の準備ですべてが決まる!押さえるべき3つのポイント
このページの目次
・マッチングサイトで婚活して失敗
・見ず知らずの男性のどこを見ればいいのか分からない
・結婚相談所で再出発
・まず痩せること
・結婚相手の希望条件を絞る
・写真撮影
・まとめ
とりあえず見切り発車でマッチングサイトで婚活して失敗
千夏は結婚相談所に登録するまでに、様々な婚活を行ってきた。
婚活パーティー、料理教室などの婚活イベントは、知り合った後のメールが続かずうまくいかなかった。
そこで、登録したのがマッチングサイト。
これだけ多くの男性がいて、しかも条件の希望で絞れるのだからたくさんの出会いがあるだろうとワクワクしていたが、現実はそう甘くなかった。
・申し込みした相手にはすべて断られる
・申し込みしてくれる相手は超年上か好みではない
・やる気をなくしページを開かなくなり、申し込みも来なくなる
見ず知らずの男性のどこを見れば、相手を見極めることができるのか分からない

もし問題のある相手だったら、もし嘘をついていたら、もし変なトラブルに巻き込まれたら、身体目当てだったら……。
実際に、友だちが婚活アプリで知り合った相手と別れ話がこじれて付きまとわれたという話を聞いていたので、より慎重になった。
結果、疑うことに疲れてしまって付き合うまでに至らない。
しかし結婚を諦めるまでの決心はつかず、登録は残したままたまに覗いてみてはため息をつき、時間だけが過ぎていった。
結婚相談所で再出発
「そこまでしないと結婚できない女」というイメージがあって抵抗感があったけれど、とにかくこのままではいけないと思い扉をたたいてみることに。
その結婚相談所は入会金10万円、月会費1万円、成婚料20万円と高額だったが、これで駄目ならきっぱり諦めて結婚しない人生プランを立てようと決意し、ホームページに書かれていた電話番号に連絡をとった。
そこですぐに婚活を始められると思っていた千夏は、思わぬアドバイスを受ける。
まず痩せること
当時、身長160センチ、体重58キロだった千夏。
太っていることが昔からコンプレックスで、いつか痩せたいと思いつつもここまで来てしまっていた。
逆に言えば、その体重でも彼氏はできていたし、問題はなかった。
洋ナシ体型だったため、上半身のぴったりした洋服を着ればうまく着やせできていたので、多少ぽっちゃり、という程度で済んでいるかなという自己評価だったのだ。
しかし、婚活するに当たり身長と体重を登録することになると……。
男性がお見合い相手を検索するとき、どちらにチェックを付けると思いますか?
・体重55㎏~59㎏
・体重50㎏~54㎏
着やせするとか、細く見えるとか関係ない。それ以前に、検索に引っかからないから、見てももらない。
実際に、55~59㎏と50~54㎏ではお見合い件数と質が段違いとのことだった。
「運が良ければ」結婚できる、という程度で良ければダイエットは必要ない。
でも、もし「こういう相手と結婚したい」という希望通りに、できるだけ早く結婚したいというなら、準備を万端にして出発することが必須だという。
最初は千夏もそう思っていたという。
しかし、逆の立場で考えてみてほしいと言われ、はっとした。
「好き」だけでは結婚できない。
そして、こちらが条件を出す以上、相手が条件を出すことも受け入れなければならない。
条件を付けるのはお互いさまだということだ。
結婚相談所のアドバイザーに喝を入れられながらダイエットに励み、見事5キロ減を達成した。
結婚相手の希望条件を絞る

次は、どんな相手と結婚したいのか希望の条件を絞ること。
つまり、結婚後どんな生活スタイルにしたいのか、どんな暮らし方がしたいのか設定することだった。
千夏の脳裏に、これまで付き合ってきた彼氏の顔が浮かんでは消えた。
結婚はまだする気がないと言う男、突然転職活動を始めた男、結婚したら親と同居してほしいと言う男……。
つまり、条件にまとめるとーー
・結婚後の住む場所・通勤圏内(夫の転勤にはついていかない)
・共働き
・家事は分担
・子供を希望する(もしできなかったら不妊治療も考える)
・生活費は夫が出す(自分の化粧品・美容院・衣服などは自分で出す)
・年収500万円以上
・年齢39歳以下
・親と同居なし(いずれ地元に帰る、もしくは親を呼び寄せるとしても別住居)
・一戸建てでもマンションでもどちらでも良い
・できれば初婚(再婚だとしても慰謝料・養育費の支払いのない方)
実際に、これらの条件にすべて当てはまる男性はほんの一握りだ。
そのためライバルが多くなり、その中から自分が選ばれることに期待して時間をかけるのはあまりにも危険だった。
結婚相談所のアドバイザーからも条件を三つに絞るように言われ、千夏は考えた。
特に譲れない一番の条件は、子供。千夏はどうしても子供が欲しかったので、結婚後、夫婦で考え方が違っていたら不幸だと思ったのだ。
もし、子供ができなければできないでいい、と夫になった人が子づくりを先延ばししたとして、その結果子供が生めなかったら夫を恨みかねない。
・子供を希望する(不妊治療の可能性も有り)
・年収500万円以上
・生活費は夫が出す
この条件に絞った理由は、
・子供を育てるには少なくとも年収500万円以上欲しい
・生まれた子供に障害や病気がある可能性も考えると、しばらく自分が働けなくなることもあり得る。途中で生活水準を下げるのは難しいので、最初から夫が生活費を出すことにしておいて、その範囲内で生活することに慣れておいたほうが良い。
というものだった。
逆に住む場所については、もし夫になった人が年老いた両親を心配して地元に帰ることになったとして、そこで新しい仕事を見つければいいと考え除外した。
条件が決まったら、あとはプロフィール写真だ。
写真撮影
プロフィール写真をスタジオで撮ってもらうのは必須だ。
以前、マッチングサイトで登録していたときは、スマホで撮影した写真の中で一番映りの良いものを使用していたという千夏。
ヘアメイクをプロにしてもらったうえで、背景、照明のきちんとしたスタジオでプロに撮影してもらった写真は、スマホで撮ったものとは段違いだ。
ポーズの取り方、手の位置、立ち方、表情、写りの良い角度など、すべてプロのカメラマンが教えてくれる。
写真の姿を再現できるように、プロのヘアメイクレッスンを受けて、髪の手入れの仕方、コテの使い方、ファンデーションの塗り方、メイク道具の使い方を習った。
千夏の登録した結婚相談所では服装の相談まで受けていて、写真撮影のときの服装からお見合いのときの服装までアドバイスをくれる。
こうして、最高の出来の写真と、最高の出来の自分自身で勝負に行くことができた。
まとめ

お見合い前にしておくべき3つのポイント
□理想の体形にする
□希望の相手の条件を絞る
□スタジオで写真を撮ってもらう
次回、結婚できるシステムがそろってる!
結婚相談所を頼るメリットとは…